多重債務・自己破産・金利・返済・借金の悩みなんでも無料相談

過払い請求

過払い請求とは、簡単に言えば、払い過ぎていたお金を債権者に返してもらうための請求手続きです。

クレジット&キャッシングローンの多くは、25.0%〜29.2%の金利が取られているますが、 このような金利は、出資法、利息制限法という法律で上限の金利の額が定められています
出資法の上限の金利は29.2%、利息制限法では10万円以上100万円未満借りた場合で18%となっています。

過払い金請求によって、利息制限法を守っていないサラ金業者やクレジット会社に対し、その金利の差額を請求できるというわけなのです。

▼過払い計算の一例

完済後の過払い請求

過払い金請求は、既に支払い終わったローンについても行うことができます。
過払い請求が頻繁行われる時代になって、自分が頑張って払い終えたのにと口惜しく思っている人もいることでしょう。
でも、大丈夫!完済して10年以内なら、過払い金請求をすることができるのです!

現在では、最高裁判所により完済していても、その取引の履歴が保存してあるならば、全て開示するように義務付けられています。
ですから、取引の履歴がわからない人でも、調べれば、履歴をとることが十分に可能となります。
万が一、クレジット会社に取引履歴が残っていない場合でも、自分で保存しておいた支払い明細表などがあれば、それも資料になります。

ただし、10年で過払い金返還請求の権利が時効消滅してしまうため、完済して10年以上経過してしまっている場合は、請求できないのでご注意を

過払い請求メリット・デメリット

過払い金請求のメリットは、お金が戻ってくることです。
当団体の相談者のケースでも100万円を超える過払い金を受け取ることはめずらしくありません。

ただし、過払い請求を誰もができるわけではありません。

【過払い金請求の条件】

?使用しているクレジットが利息制限法の金利を越えていること。
?初めて過払い請求をする。
?3年以上の返済履歴があること
・・・などの条件があります。

過払い請求できるかどうか、お気軽にお問い合わせください。相談員がご説明します。

過払い金請求のデメリットは、信用情報機関に名前が載ってしまうことです。
信用情報機関に名前が載ってしまうと、新たにローンを組んだりする時に不利な場合があります。

グレーゾーン金利

グレーゾーン金利は、金利の上限を定める法律が2つあることからできてしまった金利のことです。
貸金業者が定めている金利は、出資法と利息制限法という2つの法律に基づいて定められています。

出資法では、キャッシングの金利の上限を29、2%と定められ、
この上限を超えた金利を設定している会社には、懲役5年以下または1000万円以下の罰金が課されることになっています。
一方、利息制限法では金利の上限を10万円未満で20%、10万円以上100万円未満で18%、100万円以上で15%という上限を定めていますが、出資法のように罰則がありません。

利息制限法に罰則がないということで、多くの信販会社などは出資法の上限利息ばかりを採用し、利息制限法は守られていないところが多いのです。
このように、利息制限法が守られていない金利をグレーゾーン金利と言います。

過払い請求手続き

多くの場合、過払い金請求手続きは、任意整理や債務整理の手続きと共に行われます。
過払い金返還請求の専門家(弁護士・司法書士)に手続きの依頼をするのが一般的ですが、自分でも過払い請求はできます。

専門家に依頼した場合のメリットは、書類の準備、業者との交渉、裁判所にでむく等、時間のかかる手続きをまかせられるということです。
一方、自分で手続きした場合、弁護士、司法書士に支払う報酬などの経費が抑えられます。
しかし、個人での手続きは、かなりの時間と労力が必要になり、ある程度の知識も必要となるので、ご自分の状況にあった方法をご検討ください。

▼自分でできる過払い請求手続き





ひとりで悩まないで、お気軽にご相談ください。地域の相談員が、親身に応対いたします。